「あなたのため」は「自分のため」

私は私が感じることとか思ったことが大切で、それをコントロールすることは難しいことで、そのコントロールできないということが最近の悩みで、でもそんな素直な私が愛しかったりする。

 

2024年12月31日の私へ

2024年1月1日の私だよ。日付変わった1時間30分後くらいに首絞めたけどやっぱり怖くて最大限の力で締めることできなかったよ。いい加減満足していなかったら死んでください。そろそろ死んでお願い。毎日劣等感で苦しい。自分が気持ち悪い。死ね死ね死ね。

何度も死んだ

ブスだった中高時代。周りから「ブス」って言われたり、笑われたり、明らかに見下されたり、地獄だった。どんなに他人に優しくしても、悪口を言わなくても、ブスだったらダメってことが痛いほど分かった。居場所は個室のトイレだけだった。トイレは狭くて、窮屈で、夏は超暑くて、冬は超寒かった。毎日泣きながら大森靖子アーバンギャルド椎名林檎を聴いてた。音楽だけが私の味方だった。周り全員敵だと思ってた。TikTokやインスタにでてくるものを妄想材料にして現実逃避してた。現実逃避してなきゃ生きていけなかった。ブスな上に得意なものが何もない私にとって生きる希望は大学受験の勉強だった。応援してくれる人なんて誰もいなかったけど、私は私を最低限守りたくて、毎日単語帳を見た。でも、ブスな私が単語帳を必死に見ている姿を第三者目線で見てみると相当キモかった。長いスカートに重い真っ黒な髪の毛、重い一重、幽霊みたいな肌の色、貧しい胸。塾や電車に乗ってる女の子は前を向いて歩いてた。イケてる男子と歩いてる女の子もたくさん見た。毎日死にたかった。毎日地獄だった。ブスだから友達つくるのも、恋をするのも諦めた。頑張ろうと思った大学受験の勉強も中途半端に終わってしまった。私にはひねくれた性格しか残らなかった。大昔の優しい性格はどっかにいってしまった。誰がなんと言おうともこの世界に「ブス」は不利すぎる。ブスだと中身を見てもらえない。第一印象で足切りだ。

 

私のこと何も分からないくせに分かったように話さないでほしい。私はあなたみたいな普通の人生を送れていないの。友達なんてできたことなかったのかもしれない。